知るは知識、わかるは知恵
新しいカレンダーが、お寺から届きました。この言葉は一つの知っておかなければならない基本です。
ここで言われている知識とは、世間的な知識のことです。また、ここで言う知恵とは、いわゆる内的な、霊的な思慮深さ、または英知のことです。
頭が良いだけではダメでして、やはり、それをいかに生かすのか、ということでもあります。
知ると、分かるの違いとも言えます。知る、と言う場合、その知る対象はどこから来ますでしょうか?その対象は、外からやって来ます。そして、わかる、という場合、その対象は、自らの内からやって来ます。そういう違いがあります。
だから、「わかる」ようにならなければならないのです。
そして、その「わかる」ようにしてくれたのは誰でしょうか?それは神です。ですから、わかった、というのは自惚れで、わかるようにしてくださった、と言うくらいが、良い言い方かもしれません。
daivamprema
2020.12.28