サイババ、日本人の中を歩かれる

 ホワイトフィールドのとある施設に、たくさんの日本人だけが集まって座っていました。サイババが間近を歩いて下さるということで、集まっていました。私はどうして良いか分からず、ただ並んで座っていました。

 ある情報によると、前にハンカチを敷いて、その上を歩いてもらうとか、意味も分からず聞いていましたが、いざその場面になると、どうして良いか分かりませんでした。私は、外で買ってきた若い頃のサイババの写真を、上に捧げるようにして待っていました。

 だんだんとサイババが近づいてきます。私はただ、下を向いて、祈るようにサイババの写真を持ち、捧げ持っていました。ちょうど目の前を歩かれます。私は下を向いています。そして、通り過ぎられたのを感じていました。

 自分の前を通り過ぎられた瞬間、頭にそっと触れられたような気がしましたが、実際に、ただそれは錯覚だったかもしれません。本当に触れられたのか、それとも錯覚なのか、いまだに不明です。しかし、その体験は、いずれであったにせよ、貴重な体験でした。(後日、その場合の映ったビデオテープを再生して確かめましたが、それでもやはり、不明でした。)

 後から思えば、そんな目の前を歩かれたのに、なぜサイババをよく見なかったのか、悔やまれる面もありますが、やはり、そういうことも含めて、そんな運命だったのでしょう。その頃は、御足に触れる、なんていう知識もなく、ただどうして良いか分かりませんでした。

 物質化も見ました。ネックレスの物質化は、日本人が出し物をした後の演者のひとりに、また、ダルシャンなどでのビブーティの物質化でした。ビブーティについては、私はホワイトフィールド内の売店で、10袋程度、買いました。ビブーティは、いまだに幾つか残っています。

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ビブーティ

daivamprema

2021.1.18