サイババの御教えについて

 少しばかり、サイババとの体験をお話させていただきました。これからは、サイババの御教えについて、しばらく考えていきたいと思います。

 サティヤ サイババの御教えを一言で言えば、「愛」です。サイババは、一つの講話の中で、何回も「プレマ(愛)」という言葉をお使いになります。さらには、私たちのことを呼ばれるとき、「愛の化身である皆さん」と呼びます。「私は神の化身ですが、あなた方も神の化身です」ともおっしゃられます。

 それからサイババは、人生の目的について、明言されています。私が人生の意味について思い悩んでいた高校時代から青年時代、その後サイババの御教えに出会って、私はやっとその答えを見つけることができました。

 サイババの御言葉の学習は、私のライフワークになりました。書籍を読み、良い言葉に出会うと日記に記したりして、時は過ぎました。

 以下、私が1999年9月11日の日記に写していたサイの御言葉。

「対等の者に物乞いをすれば、君は立場を下げ、相手が立場を上げる。しかし神に願う時、君は神に近づくのだ。神に願いなさい。それは全く差し支えない。それは物乞いとは違うのだ。

 本当に必要な時には、神に助けを求めるべきだ。
 子供がペパーミント・キャンディをねだれば、親はそれを与える。大きくなったら金銭が必要となり、そして与えられる。子供にはねだる権利があるし、受け取る権利がある。
 子供は知らない人にでも一回、二回とキャンディをねだるが、そうかといって財産をねだるわけにはいかない。しかし神は、小さな願いをたくさんされても面倒だとは思わないし、確実に財産を与えるであろう。したがって、君たちはいつも必要なものは神に願っていなければならない。それは人間の権利だ。物乞いでは決してない。」

daivamprema

2021.1.24