静寂

静寂は、
静かな時間のことだと人は思っている。
私は思う。
静寂は、単に静かさのことではない。

忙しなく仕事をして、
あるいは忙しく、誰かのお世話をして、
心がまるで、
静寂からかけ離れているように見えても、

一つの信念に基づいて行いをしているなら、
芯のある生き方をしているなら、
そして、たまに思い出すようであっても、
神様のことを、忘れずにいるなら、

それは、静寂を呼ぶ。

いつか時が来て、一段落したとき、
その静寂の波が一度に訪れるだろう。
その静寂の海の中で、
梵鐘のような連続した音が響く世界に、
我を忘れて、波の広がりを見ているでしょう。

これが、私の静寂のイメージです。

daivamprema

2021.3.13